令和4年2月2日
クラスター発生による診療制限の解除と今後の診療体制について
地方独立行政法人長崎市立病院機構 理事長 片峰 茂
長崎みなとメディカルセンター 院長 門田 淳一
この度は、当院において院内クラスターが発生し、診療体制に多大な影響が出ていることについて、皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
複数の感染者が確認されて以降、当該病棟の患者さま及び接触者の職員は毎日PCR検査を行い、経過観察を行って参りましたが、最終感染者が確認されてから10日間が経過し、自宅待機の職員等を除き新たな感染者は発生していないことから、今回発生したクラスターについてはこれ以上の拡がりはなく、収束したものと考えています。よって、診療制限の終了日を2月1日(火)までとし、クラスター発生による診療制限は2月2日(水)から解除いたします。
なお、依然として新型コロナウイルス感染症の病床を維持しつつ、増加する高齢者の入院患者への対応が必要になっていることから、さらなる看護力強化のため、大幅な一般病床の縮小を余儀なくされています。つきましては、以下のとおりの診療方針で運用いたします。
感染流行が落ち着くまでの間、流行状況に応じ病床を臨機に変更しながら、新型コロナウイルス感染症の治療と並行し、長崎医療圏の救急医療、高度・急性期医療の維持に全力を尽くしてまいります。今後とも、職員一同、院内感染対策をさらに徹底して診療にあたってまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
【当面の診療体制】
<外来>
新規紹介患者受け入れを再開しますが、一般病床を縮小しているため、
入院を要する場合は、空床状況によってお断りすることがあります。
再診の方(希望者のみ)を対象とした電話診療は継続します。
<入院>
緊急性・重症度の高い患者を優先して受け入れていきます。
したがって、病状に応じて、引き続き入院予定日の延期が発生する見込みです。
<手術>
重症度・緊急性の高い患者を優先して実施していきます。
<転院>
病床確保のため、早期転院の受け入れにご協力をお願いします。
当面の間、転院前にPCR検査を実施します。
<救急><脳・心臓ホットライン><周産期>
空床状況に応じて可能な限り受け入れを維持します。
【お問い合わせ】
長崎みなとメディカルセンター 電話:095-822-3251
(一般の方からのお問い合わせ)総務課 総務係
(マスコミからのお問い合わせ)総務課 広報担当 丹羽・白山