平素よりお世話になっております。
ご存知の通り、2020年になり、新型コロナウイルスによるパンデミック(感染爆発)が国内および世界的な問題となっています。第1波は治まりつつありますが、第2波・3波も予測され、予断を許さない状況にあります。
感染は接触感染、飛沫感染(≒エアロゾル感染)が主とされていますが、消化管液にも存在し、一定期間感染能力が持続するとされています。内視鏡検査は飛沫を生じやすく、消化管液を介した感染の危険性が否定できない検査です。そのため、当院では患者およびスタッフの感染予防の対策を強化しています。
また、新型コロナウイルス感染症は、無症状でも感染を生じることが報告されています。そのため、当院の基準で感染の危険性が高いと判断された場合、必要に応じPCR検査などを行いつつ、検査の中止・延期をさせて頂くことがあります。
このようなことがありますので、御面倒とは思いますが、内視鏡検査実施について御紹介頂く患者に対して、次の問診票をとって頂き、事前に地域連携室に御提供頂けるようお願い致します。
なお、同伴で来院される方についても、人数を最小限として頂き、2週間以内に県外にでていた方や、発熱・咳などの症状のある方は、同伴をできるだけ御遠慮頂くようお伝えください。
御多忙中誠に申し訳ありませんが、新型コロナウイルス感染対策の一環として、御協力をお願いいたします。
2020年6月5日
長崎みなとメディカルセンター
院長 門田 淳一